あらゆるシーンで暮らしを支える高分子材料
高分子材料は塗料、容器、紙おむつなど暮らしに密接に関わる材料です。
当社では、ポリマー製造に必要なアゾ重合開始剤を多数取り揃えている他、光開始剤、重合禁止剤、樹脂改質剤等、高分子材料を幅広く手がけております。
合成原料
加硫促進剤をはじめ、様々な用途で利用可能な合成原料を取り揃えております。
高性能重合禁止剤
重合禁止剤は、重合性を有する物質が光や熱により不必要な重合を起こすのを防止する試薬です。ハイドロキノンのような重合禁止剤は、使用条件によってその性能が十分に発揮しないなどの問題がありました。これに対し、高性能重合禁止剤Q-1300、Q-1301は、条件に左右されることなく反応性の高いモノマーの精製時や保存時に強力な重合禁止効果を発揮します。またQ-1300は水溶性、Q-1301は油溶性を示すため、様々なモノマーに対応可能です。
樹脂改質剤
各種架橋剤、重合促進剤、反応性の酸化防止剤などプラスチックや合成樹脂、潤滑剤への添加剤を取り揃えております。
光カチオン開始剤
(WPIシリーズ)
光カチオン開始剤は、UV照射によって酸を発生する化合物です。アニオン部位に由来する様々な酸が発生するため、エポキシ硬化など各種の重合反応に利用されております。弊社では長鎖アルキル基等の置換基を有するヨードニウム型のカチオン開始剤をラインナップしており、樹脂に対する相溶性が高く、光分解後に副生するベンゼンの揮発性が小さいため、毒性が低いのが特徴です。また、ヨードニウム塩は高い光分解性を有しており、増感剤による感度の向上や長波長化が可能です。
光塩基発生剤
光塩基発生剤(Photo Base Generator)は、UVの照射によってアミンなどの有機塩基を発生する化合物です。発生した有機塩基によって、エポキシ樹脂の硬化。ゾル-ゲル法などを進行させます。
熱伝導性UV硬化樹脂
(WTCRシリーズ)
WTCRはUV硬化型の熱伝導性絶縁組成物です。UV照射によって短時間で簡便に高熱伝導性絶縁塗膜を作製可能です。塗料タイプの熱伝導性硬化物の場合、熱伝導率は2W/mK程度が限界でしたが、WTCRは5W/mkが可能です。金属への高い密着性を有しているので、アルミベース基板や銅ベース基板の作製に使用できます。
水系硬化材料
富士フイルムが持つ独自技術により開発した機能性材料です。各種材料のコーティング剤、各種硬化性組成物の材料としてお使いいただけます。
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