今般の最先端材料は、主成分の含量の管理と同様、又はそれ以上に不純物の管理が要求されています。当社が目指す「キレイな化学」は、キレイを証明する技術が必要です。「キレイな化学」を支えている当社の分析技術をご紹介致します。

金属分析

高度に管理された半導体を作るための、エレクトロニクス材料に含まれる金属を高い精度で測定し、高いレベルの品質管理を通してお客様のあらゆるご要望にお応えします。

製品	管理レベル
重合開始剤	2 桁 ppbオーダー
ポリマー、光酸発生剤、電子工業用溶剤	1～2 桁 ppbオーダー

定量分析

低分子化合物では、滴定による定量分析はもちろんのこと、GCやHPLC等のクロマトグラフによる定量分析で製品の品質を保証しております。高分子化合物では、多元ポリマーの組成比をNMRで測定し、それぞれのユニット比を高い精度で測定することができ、安定した品質を保証しております。NMRにおいては、1H-NMR、13C-NMR、19F-NMRでの定量技術で、様々なニーズにお応えする測定・管理が可能です。

有機性不純物の分析

不純物の特性に合わせてGC、GC/GC、GC/MS、HPLC、UPLC、LC/MS等の分析機器による分離分析で、不純物をppmオーダーまで高い精度で測定し管理しております。

無機性不純物の分析

金属分析の他に、ハロゲンやイオウ、りんを ppmオーダーまで高精度で測定・管理しております。

その他の分析

・熱分析やＸ線回折分析等による物性試験も実施し、安定した品質を保証します。
・低水分の測定のご要望に応じた低湿度の環境で、1桁ppmレベルの測定が可能です。
・エネルギー分散Ｘ線分光法による金属測定も可能で、お客様のご要望にお応えします。

最後に

お客様の未来のために、困難な問題に対しても、視点を変えた分析法を駆使してお客様に満足していただく品質管理技術を提案します。 当社の提供する商品が「キレイ」であることを証明するために、キレイの一歩先にある分析技術を探求し、お客様のニーズにお応えします。