高分子材料のイメージ画像

光塩基発生剤

WPBG-027

CAS : 1203424-93-4

光照射で発生 ピペリジン ガスなし

プラスチックをつくる

光でかためる

  • 光照射により、弱塩基であるピペリジンが発生します。
  • 光分解の際にガスが発生しません。
  • 各種モノマー中で高い熱安定性を示します。
  • フェノール性水酸基を有するため、強アルカリに可溶です。
(E)-1-Piperidino-3-(2-hydroxyphenyl)-2-propen-1-oneの分子式
化学名 (E)-1-Piperidino-3-(2-hydroxyphenyl)-2-propen-1-one
CAS RN® 1203424-93-4
分子量 231.29

物性

外 観 形状:結晶性粉末~塊
色:白色
融 点 232℃
吸収特性 271nm(ε=13579)
254nm(ε=8684)
365nm(ε=35)
405nm(ε=2)
TG-DTA 220℃にて重量減少開始
溶解性 (g/solv. 100 g)
  • NMP8
  • GBL<0.5
  • PGMEA<0.5
  • アセトン<0.5
  • 乳酸エチル<0.5
  • PGME<0.5
  • メタノール<0.5
  • H2O<0.5

UV(0.02 mg/mL in CH3CN)

WPBG-027の吸光スペクトル

極大吸収
271 nm(ε=13500) 254 nm(ε=8700) 365 nm(ε=35)

関連法規・安全性

消防法 非該当
毒物及び劇物取締法 非該当
化審法 告示されていない
安衛法 告示されていない
TSCA Not Listed
EINECS Not Listed
REACH Not Listed

塩基発生機構

塩基発生のメカニズム

参考文献

K. Arimitsu., et al., Polymer Preprints, Japan, 2007, 56, 1357.