WPBG-300
CAS : 1801263-71-7
プラスチックをつくる
光でかためる
- モノマー中で高い保存安定性を示します。
- 光照射により、強塩基であるビグアニド(pKbH=31.8)とラジカルが発生します。
- 各種増感剤を併用することで長波長領域に感光性を示します。
- 多官能チオールや酸無水物など架橋剤を併用することでエポキシ樹脂を硬化できます。
化学名 | 1,2-Dicyclohexyl-4,4,5,5-tetramethylbiguanidium n-butyltriphenylborate |
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CAS RN® | 1801263-71-7 |
分子量 | 621.75 |
物性
外 観 | 形状:粉末 色:白色 |
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融 点 | 115℃ |
TG-DTA | 203℃にて重量減少開始 |
溶解性 | (g/solv. 100 g)
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UV(0.02 mg/mL in CH3CN)
極大吸収
197 nm(ε=79000) 254 nm(ε=14000) 365 nm(ε=0)
関連法規・安全性
消防法 | 非該当 |
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毒物及び劇物取締法 | 非該当 |
化審法 | 告示されていない |
安衛法 | 告示されていない |
TSCA | Not Listed |
EINECS | Not Listed |
REACH | Not Listed |
塩基発生機構
使用例1エポキシオリゴマー × 多官能チオールのアニオンUV硬化
条件
配合 | WPBG-300 1~5部、2-イソプロピルチオキサントン 0.2~1部(WPBGに対し0.2等量)、jER®828(エポキシ等量 185、三菱ケミカル株式会社製)100部を混合後、加熱もしくは希釈剤を使用し溶解させます。室温でKarenzMT®PE1(SH等量 138.5、昭和電工株式会社製)70部を混合します。 |
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組成物の保存安定性(初期粘度の2倍を超えない期間) | 1ヵ月(10℃)、1週間(25℃)、3日(40℃) |
露光 | 10秒照射( 面照度 5mW/cm2(254nm)、100mW/cm2(365nm)、261mW/cm2(405nm)) |
結果はカタログをご覧下さい。
カタログダウンロード使用例2エポキシオリゴマー × 酸無水物のアニオンUV硬化
条件
配合 | WPBG-300 1~5部、2-イソプロピルチオキサントン 0.2~1部(WPBGに対し0.2等量)、jER®828(エポキシ等量 185、三菱ケミカル株式会社製)100部を混合後、加熱もしくは希釈剤を使用し溶解させます。室温でKarenzMT®PE1(SH等量 138.5、昭和電工株式会社製)70部を混合します。 |
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組成物の保存安定性(初期粘度の2倍を超えない期間) | 1ヵ月以上(10℃)、2週間(25℃)、3日(40℃) |
露光 | 10秒照射(面照度 5mW/cm2(254nm)、100mW/cm2(365nm)、261mW/cm2(405nm)) |
結果はカタログをご覧下さい。
カタログダウンロード使用例3エピスルフィドのアニオンUV硬化
条件
配合 | WPBG-300 1~5部、2-イソプロピルチオキサントン 0.2~1部(WPBGに対し0.2等量)をγ-ブチロラクトン20部に溶解後、水素化ビスフェノールA型エピスルフィド(エピスルフィド等量 220)を混合します。 |
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組成物の保存安定性(初期粘度の2倍を超えない期間) | 3週間(10℃)、2週間(25℃)、3日(40℃) |
露光 | 10秒照射(面照度 5mW/cm2(254nm)、100mW/cm2(365nm)、261mW/cm2(405nm)) |
結果はカタログをご覧下さい。
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