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高分子関連材料

光塩基発生剤(PBG)の選び方

光塩基発生剤(PBG)はその構造から「イオン型」と「非イオン型」に大別されます。

  • イオン型の光塩基発生剤は、3級アミンやアミジン・グアニジンなどの有機強塩基の発生が可能であり、架橋剤やモノマーとの反応性が高いのが特徴です。
  • 非イオン型の光塩基発生剤は、1~2級アミンやイミダゾールが発生可能であり、安定性や耐熱性に優れるのが特徴です。

発生させる塩基の種類、樹脂(溶媒、希釈剤)への溶解性、保存安定性、UV吸収波長等から最適な製品をお選びください。

代表的な有機塩基

UVの照射によって発生した有機塩基は、「求核性」や「塩基性」をもち、様々な反応を進行させる開始剤として働きます。

塩基性と求核性による有機塩基の分類
※記載されている塩基を、すべてラインナップしているわけではございません。 ※本チャートは、あくまでイメージであり正確な物性を示すものではございません。