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高分子関連材料

量産化RAFT剤

リビングラジカル重合 連鎖移動剤

RAFT重合は、RAFT剤(連鎖移動剤)を使用して、分子量分布が狭いポリマーや、ブロックポリマーなどの高機能なポリマーを合成する重合手法のことです。 当社のアゾ重合開始剤とRAFT剤を組み合わせることで、既存の重合系に添加するだけで精密な重合反応が可能となります。

当社では量産化レベルでご提供できるRAFT剤を、有機溶剤系で利用できるものから水系で利用できるものまで複数ラインナップしております。 また、特注品の受託製造も承っておりますので、ご希望の方はお問い合わせください。

富士フイルム和光純薬のRAFT剤の特徴

  • 1.安心安全の国内生産リードタイムや供給性、品質変動などへの心配がございません。
  • 2.扱いやすい製品形態低臭気・粉末体などの製品もご用意しておりますほか多様な包装形態での販売が可能です。
  • 3.幅広い数量への対応試薬スケールから商用スケールまで対応致します。
  • 4.高度な合成・量産技術年間500種類以上の機能性有機化合物合成の実績がございます。
  • 5.多種多様なラインナップ様々な溶媒やモノマーにご使用可能な番手をご用意しております。

RAFT剤の製品一覧

RAFT-007 水系利用可 溶剤系利用可

CAS RN® : 870451-09-5

  • 片末端伸長型
  • 溶剤系、水溶系ともに利用可能
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RAFT-008 水系利用可 溶剤系利用可

CAS RN® : 558484-21-2

  • 片末端伸長型
  • 溶剤系、水溶系ともに利用可能
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RAFT-011 溶剤系利用可

CAS RN® : 26504-29-0

  • 両末端伸長型
  • スチレンやアクリレートなどに適用可能
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RAFT-013 溶剤系利用可

CAS RN® : 870196-80-8

  • 片末端伸長型
  • アクリレート、メタクリレートなどに適用可能
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RAFT-009 溶剤系利用可

CAS RN® : 870196-83-1

  • 片末端伸長型
  • アクリレート、メタクリレートなどに適用可能
RAFT-009の構造式 詳細を見る

RAFT-012 溶剤系利用可

CAS RN® : 939984-29-9

  • 片末端伸長型
  • スチレンやアクリレートなどに適用可能
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RAFT-004 溶剤系利用可

CAS RN® : 1150308-13-6

  • 片末端伸長型
  • アクリレート、メタクリレートなどに適用可能
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RAFT-005 溶剤系利用可

CAS RN® : 93198-47-1

  • 片末端伸長型
  • スチレンやアクリレートなどに適用可能
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上記の他にも、当社ではRAFT重合の試薬を複数ご用意しております。本ページにご希望のRAFT剤がない場合は、試薬ライブラリをご覧ください。

関連品目 - アゾ重合開始剤

V-601油溶性

  • 非ニトリル、AIBN代替アゾ重合開始剤
  • AIBNと同等の重合活性を持ち、アルコール系溶媒中で重合効率が上がる例あり
  • 10時間半減期温度:66 ℃
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AIBN油溶性

  • 最も一般的なアゾ重合開始剤
  • 10時間半減期温度:65 ℃
AIBNの構造式 詳細を見る

VA-057水溶性

  • ポリマー末端にカルボキシ基を導入可能
  • 広いpH領域(pH3~9)で使用可能
  • 両性イオン構造を有する
  • 10時間半減期温度:57 ℃
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VA-044水溶性

  • 非ニトリル、低温型水溶性アゾ重合開始剤
  • 10時間半減期温度:44 ℃(水中)
VA-057の構造式 詳細を見る