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高分子関連材料

UV 2液硬化型放熱接着剤(WTCR)

WTCR(Wako Thermal Conductive Resin)は、熱伝導性と絶縁性を有する硬化物をUV照射によって形成できる液状組成物です。 当社独自のUV 2液硬化技術により、熱伝導性フィラーを大量に含む系でも深部までしっかりと硬化させることが可能です。

UV2液硬化の特長

2液混合で室温硬化・UV照射ですぐに硬化します。

WTCRは光の当たる表面はすぐに硬化し、光の届かない深部は徐々に硬化します。

他の硬化方法との比較

2液のUV硬化にすることで硬化時間が早く、光の当たらない箇所の硬化も可能になります。

放熱特性

放熱性のないUV硬化物に比べて、高い放熱性を示します。

WTCRは放熱性のないUV硬化物に比べて、高い放熱性を示します。

UV硬化性の活用例

①充填剤や厚膜の塗料としての活用

深部の硬化を待たずに次工程へ進めるため生産性が向上します。

WTCRが光を当てた表面から徐々に硬化が始まり、常温放置で深部まで完全に硬化する図

②光を通さない部材の接着剤としての活用

UV照射量を調整することで、硬化までの時間をコントロールできます。

WTCRを塗布した部材に光を当てた後、別の部材を貼り合わせて接着する図

用途例

WTCRはギャップフィラーや充填剤として使用可能です。

WTCR-A012

硬化前性状

項目 主剤 硬化剤
外観 WTCRの主剤の外観は白色ペースト WTCRの硬化剤の外観は白色ペースト
粘度(25℃) 185 Pa・s(2.5 s-1)
33 Pa・s(25 s-1)
271 Pa・s(2.5 s-1)
31 Pa・s(25 s-1)
TI値 5.6 8.7

※測定条件 装置:回転式レオメータ、治具:パラレルプレート、せん断速度:0.1~100 s-1

2液混合液性状・硬化条件

項目 内容
2液混合後粘度(25℃) 168 Pa・s (25 s-1)
26 Pa・s (25 s-1)
混合重量比 主剤:硬化剤 = 52:48
UV照射 UV-LED:365 nm
照射強度:300 mW/cm2
照射時間:30秒でタックフリー
使用可能時間 (25℃) 2時間
暗部硬化時間 (25℃) 6時間

※測定条件 装置:回転式レオメータ、治具:パラレルプレート、せん断速度:0.1~100 s-1

硬化後物性

項目 内容
外観 微褐色~白色
熱重量測定時の重量維持率 (アルゴン雰囲気下、20℃→500℃まで10℃/minで昇温) 99.9 %(100℃)
99.7 %(200℃)
98.7 %(300℃)
95.0 %(337℃)
比重 2.6 (g/cm3)
硬度 53 (ショアD)
熱伝導率 2 (W/m・K)
表面抵抗率 5.0 × 1012 (Ω/□)
体積抵抗率 3.6 × 109 (Ω・cm)
耐荷重 (23℃) 8 MPa以上
(圧縮試験において8 MPa加圧時に降伏点なし)
破断応力 (23℃) 2.4 MPa
伸び率 (23℃) 7.4 %
引張せん断接着強さ (23℃)
(JIS K6850)
SPCC/SPCC 3.3 MPa
Cu/Cu 3.6 MPa
Al/Al 0.5 MPa

※上記は一例であり、お客様の用途に応じて物性の調整が可能です

  • ・本品は、試験研究用途としてご使用下さい。
  • ・掲載のデータは一例であり、本品の性能を保証するものではありません。
  • ・本品は開発品目につき、予告なしに本品の仕様の変更や提供を中止する場合があります。
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