UV 2液硬化型放熱接着剤(WTCR)
WTCR(Wako Thermal Conductive Resin)は、熱伝導性と絶縁性を有する硬化物をUV照射によって形成できる液状組成物です。 当社独自のUV 2液硬化技術により、熱伝導性フィラーを大量に含む系でも深部までしっかりと硬化させることが可能です。
UV2液硬化の特長
2液混合で室温硬化・UV照射ですぐに硬化します。
他の硬化方法との比較
放熱特性
放熱性のないUV硬化物に比べて、高い放熱性を示します。
UV硬化性の活用例
①充填剤や厚膜の塗料としての活用
深部の硬化を待たずに次工程へ進めるため生産性が向上します。
②光を通さない部材の接着剤としての活用
UV照射量を調整することで、硬化までの時間をコントロールできます。
用途例
WTCR-A012
硬化前性状
| 項目 | 主剤 | 硬化剤 |
|---|---|---|
| 外観 |
|
|
| 粘度※(25℃) | 185 Pa・s(2.5 s-1) 33 Pa・s(25 s-1) |
271 Pa・s(2.5 s-1) 31 Pa・s(25 s-1) |
| TI値 | 5.6 | 8.7 |
※測定条件 装置:回転式レオメータ、治具:パラレルプレート、せん断速度:0.1~100 s-1
2液混合液性状・硬化条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 2液混合後粘度※(25℃) | 168 Pa・s (25 s-1) 26 Pa・s (25 s-1) |
| 混合重量比 | 主剤:硬化剤 = 52:48 |
| UV照射 |
UV-LED:365 nm 照射強度:300 mW/cm2 照射時間:30秒でタックフリー |
| 使用可能時間 (25℃) | 2時間 |
| 暗部硬化時間 (25℃) | 6時間 |
※測定条件 装置:回転式レオメータ、治具:パラレルプレート、せん断速度:0.1~100 s-1
硬化後物性
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 外観 | 微褐色~白色 |
| 熱重量測定時の重量維持率 (アルゴン雰囲気下、20℃→500℃まで10℃/minで昇温) | 99.9 %(100℃) 99.7 %(200℃) 98.7 %(300℃) 95.0 %(337℃) |
| 比重 | 2.6 (g/cm3) |
| 硬度 | 53 (ショアD) |
| 熱伝導率 | 2 (W/m・K) |
| 表面抵抗率 | 5.0 × 1012 (Ω/□) |
| 体積抵抗率 | 3.6 × 109 (Ω・cm) |
| 耐荷重 (23℃) | 8 MPa以上 (圧縮試験において8 MPa加圧時に降伏点なし) |
| 破断応力 (23℃) | 2.4 MPa |
| 伸び率 (23℃) | 7.4 % |
| 引張せん断接着強さ (23℃) (JIS K6850) |
SPCC/SPCC 3.3 MPa Cu/Cu 3.6 MPa Al/Al 0.5 MPa |
※上記は一例であり、お客様の用途に応じて物性の調整が可能です
- ・本品は、試験研究用途としてご使用下さい。
- ・掲載のデータは一例であり、本品の性能を保証するものではありません。
- ・本品は開発品目につき、予告なしに本品の仕様の変更や提供を中止する場合があります。
- ・本品の使用に関して、第三者の知的財産権を侵害しないことを保証するものではありません。
なお、上記に関して、試験研究用途以外での使用若しくは、仕様変更、中止などにより、
お客様に不利益・損害等が発生しても弊社は一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。