WOD-002 | 酸化分解性架橋剤
公開日:2026年3月12日
高耐熱かつ酸化分解性能を有する新規架橋剤です。各種ビニル・アクリル系モノマーと共重合することにより、架橋構造を有するポリマーを得ることができます。塩素系酸化剤と反応して、ポリマー中の架橋部位を切断することができます。任意のタイミングでの分解が可能であるため、易解体接着剤などへの適用が想定される材料です。
| 化学名 | 非公開 |
|---|---|
| 化学式 | 非公開 |
| CAS RN® | - |
| 分子量 | 非公開 |
物性
| 外 観 | 淡黄色固体 |
|---|---|
| 溶解性 |
水:やや溶けにくい メタノール:溶けやすい アセトン:極めて溶けやすい |
| 融 点 | 103.5 ℃ |
| 保存条件 | なるべく涼しい場所 |
メカニズム
単官能モノマーを用いたゲル状ポリマーの分解
多官能モノマーを用いた塗膜の剥離 ※実験例参照
実験例
①多官能モノマー 68部、WOD-002 17部、接着性モノマー 15部、光開始剤 0.2部の混合液をガラス板に塗布
②UV-LED (365 nm)を照射して硬化
③硬化部を次亜塩素酸Na水溶液に3分間浸漬 (泡が発生)
④ペーパータオルで擦過
分解性
次亜塩素酸Na水溶液のような酸化剤によって、選択的に分解できることが確認できています(光、熱では分解しません)。
薄めた次亜塩素酸Na水溶液を使用したより温和な条件でも分解可能です。
①単官能モノマーとWOD-002を共重合したポリマーを合成
②各濃度の次亜塩素酸Na水溶液に浸漬させ、分解するまでの時間を計測
耐熱性(Tg-DTA)
化合物の5 %重量減少温度を測定したところ、ヒドラジド構造を有する他の架橋剤と比較して、分解温度が大きく上回りました。
想定用途
多岐にわたるシーンでの活用を想定しております。ニーズに合わせて活用方法をご検討ください。
その他
接着剤、粘着剤、インク、塗料、剥離剤、繊維複合材料、ポリロタキサン、フイルム、表面コーティング剤、吸水性樹脂、三次元造形用樹脂、フォトレジスト、インプリント成形物、アンダーフィル、リフローシート用材料、パターン形成材料、有機薄膜トランジスタ、細胞培養用培地、自己組織化膜、患部固定材、制御放出用の送達系(DDS・香料キャリア)、衣服、容器
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